統一会派ラッシュ
■立て続けに統一会派結成 2019年1月24日現在。28日の通常国会召集を目前に控え、野党同士のついたり離れたりのニュースが連日出ています。 日本維新の会と希望の党が参議院で統一会派 国民民主党と自由党が衆議院と参議院で統一会派 立憲民主党と社民党が参議院で統一会派 ものすごい勢いです。国会での活動の幅は会派に所属する議員の数で決まり、選挙なしで会派に所属する議員の数を増やすには話し合いで会派を大きくするしかないとはいえ、ここまで動くとはという感じです。 ...
■立て続けに統一会派結成 2019年1月24日現在。28日の通常国会召集を目前に控え、野党同士のついたり離れたりのニュースが連日出ています。 日本維新の会と希望の党が参議院で統一会派 国民民主党と自由党が衆議院と参議院で統一会派 立憲民主党と社民党が参議院で統一会派 ものすごい勢いです。国会での活動の幅は会派に所属する議員の数で決まり、選挙なしで会派に所属する議員の数を増やすには話し合いで会派を大きくするしかないとはいえ、ここまで動くとはという感じです。 ...
■新聞は知っている人向けに書かかれている 世の中のことを知るには新聞を読むことがよいと言われることがあります。確かに、幅広い世の中の動きを知ることができます。ただし、新聞には大きな欠点があります。それは、「知っている人にしかわからないように書いてある」ということです。 ...
■ルールは堤防 政治におけるルールというものは、川の流れを制御する堤防のようなものです。川は堤防の形に従って、決められた方向に流れていきます。 しかし、大雨が降って川の水量が増えると、川は堤防を越えてはん乱します。また、もともとの川の流れに逆らった堤防では、川の流れで堤防が削られていくかもしれません。堤防は絶対ではありません。 ...
■カレンダーで見る国会 2019年の通常国会が1月28日に召集されることが決まりました。 今年の予算審議の日程が窮屈だという報道が出ています。カレンダーでみてみると、窮屈さがわかります。 ...
■目にしている情報は同じなのに、読み取れる情報が違う 将棋や囲碁ができる人は、盤面をみてどういう状態であるか判別することができます。私が同じ盤面もみても何がなんだかわかりません。目にしている情報は同じなのに、 得られる情報の量が違っています。 ...
■候補者調整のねらい 野党共闘でいう候補者調整とは、野党の候補者のうち誰かを立候補させないということです。 90人有権者がいて、与党a野党b野党cにそれぞれ40:25:25の割合で投票するとします。野党bcで話し合って、cが立候補者を出さずに野党bの候補者を野党bcの統一候補とすれば、与党aの候補が40票、野党bcの統一候補が50票になり野党bの候補者が当選することができ、与党の議員を減らすことができます。 ...
■会派所属議員数を増やす方法 国会では会派の所属議員数で政治活動の幅が変わります。会派の所属議員数を変える方法は2つあります。選挙戦を勝利するか、話し合いで会派を大きくするかの2つです。 ...
■会派に所属しない無所属議員は不利 竹中治堅監修『議会用語事典』(学陽書房)によると、参議院では会派に所属しない無所属議員は、第一種常任委員会の委員になることしかできないそうです。 ...
■会派の所属議員数で委員になれる委員会が変わる 国会では、会派の所属議員数で活動の幅が変わってきます。 例えば、参議院では10人以上の所属議員がいる会派を交渉会派と呼び、所属議員を議院運営委員会の委員にすることができます。 ...
■ 「無所属の会」の岡田代表ら9名が立憲民主党の会派に加わる 2019年1月9日の日経新聞朝刊に、衆議院の「無所属の会」の岡田代表ら9名が立憲民主党の会派に加わったという記事が出ていました。一方、同じ「無所属の会」の野田前総理大臣ら数名は立憲民主党の会派への合流を見送りました。 ...
■3月2日までに衆議院で採決するという期限 財務大臣による財政演説(本会議) 財務大臣による予算案の趣旨説明(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する基本的質疑(予算委員会) 財務大臣と答弁を要求された大臣が出席する一般質疑(予算委員会) 総理大臣とテーマに沿った大臣が出席する集中審議(予算委員会) 地方公聴会(予算委員会) 中央公聴会(予算委員会) 分科会(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する締めくくり質疑(予算委員会) 討論・採決(予算委員会) 討論・採決(本会議) 委員会で採決されたら、本会議で「11. 討論・採決(本会議)」になります。「11. 討論・採決(本会議)」に何月何日にたどり着くかというのは、極めて重要です。参議院でいつ「11. 討論・採決(本会議)」をできるかというのは、予算案が、予算が執行される年度になる前に成立するかどうかという点でもちろん重要ですが、それ以上に衆議院で「11. 討論・採決(本会議)」がいつ行われるかが重要になります。予算案は憲法の規定で、衆議院で可決されて参議院に送付された後、30日以内に採決されなかった場合は、衆議院の可決という議決だけで予算案が成立することになっているためです。 ...
■採決終盤の分科会 財務大臣による財政演説(本会議) 財務大臣による予算案の趣旨説明(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する基本的質疑(予算委員会) 財務大臣と答弁を要求された大臣が出席する一般質疑(予算委員会) 総理大臣とテーマに沿った大臣が出席する集中審議(予算委員会) 地方公聴会(予算委員会) 中央公聴会(予算委員会) 分科会(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する締めくくり質疑(予算委員会) 討論・採決(予算委員会) 討論・採決(本会議) 予算審議終盤では「8. 分科会」が開かれます。「8. 分科会」は予算案をいくつかの分野に分けたうえで予算委員を割り振り、同時並行で審議を進めます。 ...
■採決の前提、中央公聴会 財務大臣による財政演説(本会議) 財務大臣による予算案の趣旨説明(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する基本的質疑(予算委員会) 財務大臣と答弁を要求された大臣が出席する一般質疑(予算委員会) 総理大臣とテーマに沿った大臣が出席する集中審議(予算委員会) 地方公聴会(予算委員会) 中央公聴会(予算委員会) 分科会(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する締めくくり質疑(予算委員会) 討論・採決(予算委員会) 討論・採決(本会議) 「7. 中央公聴会」が開かれると、予算審議も終盤とみなされます。そのため、「7. 中央公聴会」開催の提案を与党がするときは、「与党が予算審議を終局に向けている」と野党がみなし、「審議が尽くされていない」と、まずは反対するという「国会しぐさ」があります。
■交渉材料にもなる集中審議 財務大臣による財政演説(本会議) 財務大臣による予算案の趣旨説明(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する基本的質疑(予算委員会) 財務大臣と答弁を要求された大臣が出席する一般質疑(予算委員会) 総理大臣とテーマに沿った大臣が出席する集中審議(予算委員会) 地方公聴会(予算委員会) 中央公聴会(予算委員会) 分科会(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する締めくくり質疑(予算委員会) 討論・採決(予算委員会) 討論・採決(本会議) 上に示した予算審議のイベントのなかでも、「5. 集中審議」は何回か行われます。総理大臣が出席するため、与野党の日程闘争の駆け引きの材料になっている面があります。総理大臣を出席させて審議することは、野党のポイントになっているようです。 ...
■基本的質疑から始まり、締めくくり質疑で終わる 財務大臣による財政演説(本会議) 財務大臣による予算案の趣旨説明(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する基本的質疑(予算委員会) 財務大臣と答弁を要求された大臣が出席する一般質疑(予算委員会) 総理大臣とテーマに沿った大臣が出席する集中審議(予算委員会) 地方公聴会(予算委員会) 中央公聴会(予算委員会) 分科会(予算委員会) 総理大臣をはじめ全閣僚が出席する締めくくり質疑(予算委員会) 討論・採決(予算委員会) 討論・採決(本会議) 予算案の実質的な審議としては、「3. 基本的質疑」が最初に行われます(「2. 趣旨説明」は財務大臣が一方的に説明するだけで質疑がないので、除いています)。「3. 基本的質疑」は、だいたい3回(3日間)行われます。そして、「9. 締めくくり質疑」は「10. 討論・採決(予算委員会)」する日に行われます。実質的な審議としては、「3. 基本的質疑」が最初で、「9. 締めくくり質疑」が最後となります。 ...